2011/11/26

1日9時間授業の全貌

Philinterでの1日
(とても長い記事ですが、英語添削SNS「Lang-8」の活用方法についても詳しく触れています。最後まで読んでいただければ幸いです。)

【Intensive course (8h/day)マンツーマン6コマ、グループクラス2コマ】の私の場合

美人な先生♡
1(8:00-8:50)Listening(1to1)
朝イチは、ディクテーションが中心のListeningクラス。私のレベルに見合うテキストを使用して、CDを聴きながらディクテーション

1冊のテキストが終了した時点(2週間目)で、新聞(Cebuの地元紙)を使ってのSpeakingに内容を変更。
(予習/宿題)事前に私が記事を選択して要約→(授業)要約を口頭と板書で先生に説明→内容確認の質問と意見交換

印象に残っているニュース
「ファーストフードチェーン店"Jolibee"がBadjao childrenのための教育プログラムを開催した」というもの。
Badjaoとは、Bajauとも書かれますが、フィリピン南西の諸島Suluに起源を持つ「漂流の民」。小舟に乗ってマレーシアへ移住(不法)したり、現在ではフィリピンの各所に点在している民族。彼らは独自の言葉を持ち、フィリピン社会ではダンスや歌によってお金を稼いでいる(場合によっては、ほぼ乞食である)ため、差別の対象とされています。それは更にBadjaoの人々をフィリピン社会から孤立させている…。
フィリピンで目にするbeggar(乞食)の一部の人々を、分類、名前を付けたような気がして不思議な気持ちでした。「より豊かな都市の生活を求めて移住してきた田舎の人」が主にbeggarになるのだろう、と漠然と考えてきた私には、よい学びでした。

はい、御存じのとおり、Manilaで「フィリピンの貧困を考えるインターンシップ」(過去記事参照)をしてきた私は、語学学校でフィリピン人の先生方と、そういう話も大分しました。素直な意見をたくさん聞くことが出来て、本当に面白かったです。


先生とCebu名物「Lechon」(ブタの丸焼き)!!
2(8:55-9:45)Debate(GC)
2つあるグループクラス(GC)1つ目。
アメリカ人の先生と学生で、トピックについてAgree(賛成)/Disagree(反対)に分かれてディベート。
GCでした…1週目だけ

1週目は先生&同期入学の社会人のお姉さん&私、の3人だけでした。そもそも少ない。
それが、お姉さんが1週間のみで帰国してしまい、翌週からは先生&私で、まさかの
マンツーマン・ディベート

最初こそ「無wwww理www」と戸惑いましたが、先生が粘り強く聞いてくださるし、楽しくなって会話も途切れることなくやっていました。
先生「今日のトピックは…(クジをひいて)◎◎ね。はい。」
私「えー…。じゃあ、I agree this opinion. Because.... (私は賛成。なぜなら…)」
先生「ふむ…。じゃあ、Tomoが賛成だから私は反対の立場で答えるわ…。」
私「Hey, come on!^^」みたいな。

多様な意見が聞けなかったのは残念ですが、自分の意見を順序立てて、長く話せてよかったです。1つのトピックに対して20分以上ディベートすることも、しばしば。事前準備が全くない(トピックをその場でクジ引きで決めるため)のが、いい練習になりました。可能な限り、自分の知っている語彙で話しますが、トピックに関する語彙を先生が教えてくれました。
結局、私が卒業するまでマンツーマン・ディベートだったため、先生は毎週「ジョアン(フィリピン人マネージャー)は私のことが嫌いなんだわ…マンツーマン・ディベートなんて…。」とぼやいていました。新入生はいても、私たちのクラスに入れるレベルに達している子がいなかったり、なんとかかんとか。

若い女の先生だったので、Cebuの安くてお洒落な洋服屋さんを教えてもらったり、先生がManilaで働いていた時の話をしたりも。「日本では就職面接で髪を黒くしなくちゃならないの…」と話したら「なんで?意味分からない!?…じゃあ、せめてCebuで安く染めて帰りなさい。」と、美容室に連れて行ってもらいました。Cut約150円、Color約2000円でした。(薬剤は高いのかな。人件費が安すぎる…?)

よく、お菓子をくれました♡♥
3(9:50-10:40)Speaking(1to1)
この時間の先生のSpeakingの授業は、一番それらしいSpeakingの授業でした。韓国の出版社で英語学習向けに作られた市販のテキストを使用。600語程度のエッセイ+その話題に関する質問20前後(文章理解含む)
宿題でエッセイを読み、授業では質問をされます。

Speakingでの文法的な間違いをズバズバ指摘してくれる先生なので、最初は「ぐぬぬ」と身構えましたが、おかげで随分直りました。
Speakingだと、文法間違いがあっても指摘しないで、会話を進めることを重視する先生もいるので。
(それはそれで楽しいですが、英語の学校ということを考えれば、「正しい英語」を追い求めるべき。)

この先生とは、恋愛に関する価値観の話で何度も揉めました。(笑)
「結婚は自由を放棄することなのか」


きゃー!!かっこいー!!!
4(10:45-11:35)Speaking(1to1)
午前中、最後のクラス。既に喋りつかれて、お腹も空き始め……というこの時間に私を待っていてくれるイケメン!!!!←

すみません、私的には完全にリラックスタイムでした。

お洒落で今どき男子なのに、超保守的なカトリックな彼の宗教観、価値観は興味深かったです。「えええ、それはさすがに…。」と思うこともありましたが、否定は何も生まないので「へー、面白いね。うん、確かにその通りかもね。でも、日本では…。」と返していました。

あ、授業内容はですね、全て先生の手作り教材でした!!!
200以上は用意してあるトピックのワードファイルを選択すると、更にそこに質問が30個程度!!
例えば、「Graduation」「Season」「Culture」「Music」「Festival」などなど…。とっつきやすい単語から選ぶだけです(^^)

で、やはり正直に言うと、この時間はリラックスタイムと決めていたし、先生の顔を見ているだけで幸せだったので"How about you?"を繰り返して、1:1の割合で話していました。

いいんです。楽しくなければ。うむ♡

昼休み(12:35-13:30)
カフェテリアでお昼御飯を食べて、13:00には部屋に戻って
(1)8コマ目のSpeakingの授業の宿題をlang-8から書き写す(詳しくは後述)
(2)5コマ目の授業の復習
をしていました。

5(12:30-13:20)Business English(GC)
希望してクラス変更をしてもらったBusiness English!!! 入学直後は文法のGCだったのですが、簡単だったし、大学で経営を学んでいることもあり、Business Englishのクラスに編入させてもらいました。
GCでしたよ…2週目までは

はい、またクラスメイトが卒業していき、そこから新しい生徒がくることはありませんでした。…お気づきでしょうか、これで実質全てマンツーマン授業です。しかも、そのうち2人はネイティブ講師
ネイティブ講師でマンツーマン授業…あれ?これ、物凄い贅沢なことしてるんじゃ?
フィリピンの語学学校でまさかの展開です。おいしいです。

授業内容は、それまでの生徒も大学生だったため、「実務的な現場で使う英語」というより、大学の講義みたいでした。「Marketingとは」「経営戦略の立て方」「財務諸表の読み方」etc
経済雑誌を読む時に、役に立ちそうです。

「Tomoは大学でbusinessを専攻してるんだから分かるよな?ん?」と聞かれても、
「分かる…分かるんだけど…英単語が分からない…ぐぬぬ。」という、やりとり。
しかも、この先生、愛想がなく、あからさまにため息つくから、当初は涙目。
「もうやだ、先生コワイヨー。」と思いましたが、何とか仲良くなりたくて、復習はキチンとやって、ニコニコ(ニヤニヤ)して授業を受けていたら、最終的にはコイバナする仲になりました。(笑)
ManilaからCebuに来て、緊張が外れて、コミュニケーション能力は逞しくなったようです。

授業ノート(クリックで拡大表示)。復習のために、レコーダーで毎回録音していました。

インテリ女子な先生(写真中央)
6(13:25-14:15)Speaking(1to1)
この先生は何と言っても、頭がいい!!!
アメリカで弁護士になるための勉強中らしく、どんな話題に対しても知識の量が凄い。同時に、ナイトライフをジャズバーで楽しんだり、フィリピンの多くのビーチに行ってダイビングもしています。アメリカにも日本にも行ったことがあるとか。先生と、将来の話をするのが好きでした。

さて、授業は3コマ目の先生と似て、市販のテキストを使用したものでした。800語程度のエッセイを読み、それに関する質問が約20個

印象に残っているトピックは「Cosmetic surgery (Plastic surgery)」、整形手術のこと。
「うちの語学学校の生徒の半数は韓国人なんだけど、実際どうなんだろうね?」なんて、勝手に勘繰ったりしてしまいました。(笑)
顔にメスをいれること、体内に薬品など人工物をいれることの危険性について話しました。ぞっとします。

話しはそれますが、フィリピンでは私の涼やかな、つぶらで、愛くるしい一重まぶたは大人気でした。男性に聞いても「フィリピン人は皆、目が大きいんだもん。Tomoの目は魅力的だよ!」って。
一重女性の皆さん、フィリピンです。

本当はいつも笑っている先生
7(14:20-15:10)Vocabulary(1to1)
私の弱点、Vocabulary(語彙)です。
語学学校での勉強は極力Speaking中心でいきたかったのですが、テストの結果(Vocabularyだけ低い得点)を鑑みて、このクラスは外せませんでした。

結論、Speakingしてました。(笑)
先生は宿題でVocabularyのリスト(手書き)をくれるので、それは勉強しました。しかし、50分の授業のうち半分はFree talkでした。あ、私の意思です。問題なしです。

(そのため、残念ながら月末テストでもVocabularyの点数は思うほど伸びませんでした。でも、語彙は日本でもできるので!!先生、応援していてください!)

いいお兄ちゃん(写真左)
8(15:15-16:05)Speaking(1to1)
He is my buddy!!! :)
彼は、私のBuddy teacherでもありました。(生徒1人に対して、1人の担当講師がつく。カリキュラムのことをはじめ、なんでも相談できるアドバイザー。)

彼の授業スタイルは「Speaking」というより、「Speach」。宿題でお題が出されて、授業ではそれに対する自分の答え(意見)を発表するパターンでした。
本来なら、その場で即座に答えられたらいいのですが、まだ私には難しかったので、宿題というカタチにしてもらいました。

お題は、社会問題に関することがほとんどでした。
"Are you in favor or against gay or lesbian or bisexual marriage? Defend your answer."(同性愛の結婚には賛成?反対?)
"What are the advantages and disadvantages of giving alms to the beggars?"(物乞いに施しを与えることの良い点と悪い点は?)
"What are the main bad outcomes of corruption among government officials to the country and its people? Support your opinion."(政治の腐敗が国や国民に与える主要な影響は?)

ここでも、私は「フィリピンではどうなの?先生はどう考えているの?」ということに興味津々だったため、宿題として書いた自分の意見を、まず外国語添削SNSのlang-8に投稿。ネイティブの人にボランティアで添削してもらい、文法的ミスは極僅かになった文章を、授業に持参しました。(実際に添削してもらったページをリンクで貼り付けました。それぞれの質問をクリックしてください。)
そのため、細かな文法については授業内ではやらずに済み、英語の文章独特の構造や効果的な表現方法を教えてもらいました。

彼もまた、とても頭のいい人で、私がフィリピンのことを質問すると喜んで詳しく教えてくれました。Manilaで分からなかったことが次々と分かって、一層このフィリピンという国に愛着がわきました。

9(16:10-17:00)TOEIC(Optional:無料)
8コマの授業、これで1日が終わったと思ったでしょう?思ったでしょう?
終わってません!!!Optional classも詰め込みました!!!!

しかし、Optionalだからか、あまり芸のある授業ではありませんでした。
TOEICの模擬試験(Listening 多め)を解いて、クラス全体で丸つけをする、というもの。
「えー?なんでー??なんでその答えなのー?」と思ったら、その場で質問。先生が解説してくれる。

TOEICの勉強を、毎日する。という習慣化、量をこなす、という意味では一定の価値はありましたが、可能なら自主学習をした方が効率は良いです。



わー!!!こんな1日でした!!17時半からカフェテリアで夕食を食べたら、部屋に帰って宿題とFacebookです!!!!1、2週間で帰国する人は外食したり、買い物したり忙しそうでしたが、5週間の滞在だった私は平日の夜はゆっくり過ごしました。

週末は、1度だけ1人で他の島に旅行したこともありましたが、またそれは別の機会に。

最後まで読んでくださってありがとうございました。これからフィリピン留学する人、興味のある人のお役にたてれば幸いです。質問お待ちしています。